当院の院長は、日本顎咬合学会の指導医・認定医です。噛み合わせの不正によって起こる顎関節症においても、しっかり診査を行い原因を見極めた適切な治療を行います。
各種検査・診断
1、口の中の診察を行い、各種検査(顎関節規格X線、お口の型どり、口腔内撮影、顔
面撮影、大パノラマなど)を経て、原因をしっかりと診断します。
2、不良な冠やブリッジ、義歯を除去して噛み合わせを正しく調整
正常な噛み合わせを阻害している詰め物・被せ物、義歯があれば、これを除去して、
正しい噛み合わせができるよう抜歯をつくり直したり、形態を調整します。
3、 レーザー・低周波治療で筋肉の緊張を緩和
噛み合わせの不正によって生じた筋肉のダメージを、CO₂レーザーや低周波治療に
よって緩和します。筋肉が緩み、痛みも和らぎます。
4、スプリントを装着して顎の位置を誘導
顎の骨や筋肉に負担となる歯ぎしりや食いしばりを予防するため、就寝時に「スプリ
ント」といわれるマウスピースを装着していただきます。これにより顎の位置を正しく誘
導し、症状を改善します。
5、咬合再構成
お口全体の噛み合わせに問題がある場合は、「咬合再構成」にも対応いたします。こ
れは、お口の中にあるすべての補てつ物や義歯を見直し、歯周病治療や矯正治療も
取り入れて、全体の噛み合わせを再構成する取り組みです。時間や費用はかかりま
すが、虫歯や歯周病の予防や審美性が高まるなど、噛み合わせ以外にもさまざまな
メリットがあります。加えて、全身の不調が改善する例が多く見られます。